• 2018.2.18

投資信託のメリット・デメリットを初心者向けに紹介

一般的に、証券会社に口座を開設した際に、まず初心者におすすめの投資手段として投資雑誌・本にて指南されているのが、少額の資産で分散投資できる投資信託です。
そして、投資信託をおすすめする雑誌や本にはいかにも株式投資に比べてローリターンながらローリスクでデメリットはないような書かれ方をしています。
しかし、実際にはそんなことはまったくなく、こちらのほうがリスクが高い側面もあります。
メリットとしてよくいわれるのが分散投資できる点で、たしかにこの点はメリットと言えます。

また、株をやるよりも少額でスタートできるのもメリットです。
しかし、株式投資の場合は刻々動く国内・海外情勢に応じてリアルタイムで保有株を証券会社のオンラインサイトから売買できるのに対し、投信はそれができません。
この部分のわかりやすいデメリットを説明しますと、例えば、ある日の朝に日本市場に大きな影響を与える悪いニュースが入ってきたり発表があったとします。

そして、その日の午後3時頃には1日の間で日経平均株価が暴落することが容易に想像できた場合は、株式投資をしている人なら即時、持ち株を全部売却して利益を確定させるようなことも可能です。
それに対して、投資信託はリアルタイムでの解約はできません。
例えば国内株系の投信に手を出していたかたは、みるみるうちに下がっていく日経平均株価や、保有投信に組み込まれている企業の株価が暴落していくのを、ただただ何もできずに悔しい思いをしながら見ていることしかできません。

そして、1日の間で大きな株価暴落が起きた場合は、見事にその煽りを受けることになります。
このような悔しい思いをしてから投信のリスクに気づき、「もう2度とこんな思いをしたくない」という事で投信をやめてしまう人はたくさんいます。
そして、ある程度株の知識が深まった中級者は個別株の投資に興味が移っていくようなところがあります。
少額投資でしたら1日のうちに株価が暴落することがあっても大した損失にはなりませんが、投資額が大きい場合はリスクも大きくなることを覚えておく必要があります。

投資信託のリスクを軽減する方法について

前述通り、投資信託はリアルタイムでの売買が出来ない点で、これは資産の元本保証がない投資の世界では大きなリスクといえます。
そのため、まず根本的なことを言ってしまうと、自身の投資活動の中でリアルタイムで反応できる部分を作ることが大事です。

具体的には、投信の知識が得られた時点で投資を始めるのではなく、投信より覚えるのが難しい株投資の知識も時間をかけて完璧にしてから、投信と併せて個別株への直接投資も行うのがおすすめです。
なお、あまり株式売買のことを覚えなくてもいい例外的なものもあり、それが銀行などでは販売されていないETF(上場投資信託)への投資です。
例えば、日経平均に連動するETFを買った場合に関しては、リアルタイムで売買をすることが出来ます。
また、投信と違って継続的な手数料(信託報酬)がかからず、かかるのは株式市場で売買する時の手数料だけです。

次に、株は難しいしなんとなく怖いので、やはり投信だけをやっていきたいという場合のリスク分散方法です。
この際は、世界中のどこかの地域(例えば日本)だけに特化した投資をするのはリスクが高いので、世界中のあらゆる国に関する商品を購入するのがまずおすすめです。
その他、投資信託の中では、ブル・ベア型商品はリターンが高くて人気がありますが、リスクも高いのでブル・ベア商品に頼らないこともリスク軽減の鍵の一つと言えます。
あと、心理的なことまで考えて説明しますと、例えば長期的に考えて間違いなく基準価額が上がっていくと自信を持てる商品であったとします。

そして、資産の元本保証はないものの、貯金をするような気持ちで銀行・その他で販売されている、自信を持ってお金を預けられる投資信託商品を買ったとします。
その際は、何かが起きた時に怖くなって短期的に解約してしまう、という行為自体が大きなリスクになるともいえます。
そのため、強い気持ちと自信を持って、基準価額の突発的な暴落には動じないという姿勢で投資に臨むことも重要になります。

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